どん底のぼれろEX

単なる雑多ブログです;

ゆめにっきに浸る

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私がひきこもり始めた頃、国内初の動画投稿サイト・ニコニコ動画がオープンした。コメントが動画上にリアルタイムで流れる独特な仕様が人気を呼び、ゲームやアニメコンテンツに特化した方向性だったこともあり、ニコ動から数々の人気ゲーム実況者が誕生した。

その頃に偶然目にしてハマったのがデビュー間もないボルゾイ企画のふひきー&がみによる「ゆめにっき」の実況動画だった。淡々と展開していくゆめにっきの狂気や絶望の世界と、Sっ気のあるふひきーと怖がりがみくんの会話が絶妙にマッチしたゆめにっきの動画はニコ動内で人気となり多くのフォロワーを生んだ。ふひがみの人気を決定づけたのは、テレビでも取り上げられた伝説の青鬼実況だろうけど😅

ゆめにっきは、製作者のききやま氏が全てを一人で作り上げ04年にネット上で公開されたフリーゲームで、何らかの理由でひきこもっている少女が見る夢の世界を、これといった明確な理由も目的もなく探索していく。夢の世界には少女がひきこもっている理由や心の闇が非常に抽象的に描かれており、それがプレイヤーの想像力をかき立てる。

ゲームは全体的に狂気と恐怖と絶望と闇が支配するが、作者の遊び心が感じられるユニークなイベントや少しばかりの希望を感じさせる展開もある。キャラクター同士の会話は一切なく、主人公の少女に関する情報や解説もない。夢の中の出来事にも登場キャラにも答えがなく全てはプレイヤー側の解釈に委ねられる。一歩間違えば単なる不親切なゲームだが、このゲームはそのバランスが絶妙だ。多様な解釈が出来る表現特性が、このゲームが未だに国内外で熱狂的なファンに支持される理由だろう。

・・・ふひがみのゆめにっき実況動画を、私は一体どれくらい繰り返し見たのだろう・・・辛い時、逃げたい時。いつも彼らのゆめにっきの動画に助けられていた。そして何時しかボルゾイ企画は解散した。メンバーたちはそれぞれ就職、結婚をしてゲーム実況から離れた。私もそれ以降ゲーム実況動画を見ることはなくなった。

それから数年が経った昨年末。ゆめにっきの動画を久しぶりに見たくなりYoutubeで検索したら「YUMENIKKI DREAM DIARY」なるゲームの動画がトップに出てきた。実況プレイ動画らしく、アカウント名は西美濃八十八人衆となっていた。

動画を見てみると全く知らないゆめにっきが・・・。ゆめにっきのリメイク作品が2018年から有料配信されているという!知らんかった!😲 そしてこのゲームを実況している西美濃八十八人衆の2人・・・思いっきり聞き覚えのある声とやり取りだ。それもそのハズ、元ボルゾイのふひきー改め稲葉氏とがみコンビであった!

何とメーカーから公式で実況依頼が来たそうだ。調べると2015年から再び2人で実況活動を再開していた・・・懐かしさと嬉しさで年末年始は2人の実況動画をとことん見まくってしまった、がみくんのプロ絶叫も健在で笑った😅

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ゆめにっきDDはドット絵からリアルな3Dになったことで、原作と比べて視覚的恐怖を煽る演出が前面に押し出されている。原作製作者のききやま氏は関わっておらず、あくまで原作を二次創作したゲームなので原作とは受ける印象が違うが、これはこれで面白い作品だと思う。怖い演出が多い分がみくんの絶叫がたくさん聞けてそれも面白かったし😅

ゲーム最後の場面。雷鳴が轟く中、少女が抱える闇か恐怖か、それらを表現したと思われる黒い影が少女を追いかける。ひたすらに逃げて自分の部屋に辿り着きへたり込んでしまう少女を見て「(外の世界が怖いなら部屋から)出なくていい」と口にする2人に何だか優しさを感じちゃいました😅

原作ゆめにっきは、全ての夢を見終えた後に主人公の少女が自殺をしてしまうが、本作はひきこもっていた自分の部屋から外へと一歩を踏み出す所で終わる。夢の世界で数々の恐怖を克服して外に出る勇気を持ったのかな、と勝手に解釈したのでした。

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ゆめにっきDDは原作ファンから賛否あるみたいだけど、原作をオマージュしたイベントやキャラクターたちが所々で登場するので個人的には見ていて楽しかった。

 

さてさて、12月頃からひきこもり関連の記事にアクセスが多くなってきました。元々は私もひきこもりで、同じ境遇で人生を諦めた方や苦しんでいる方と気持ちを共有できたら・・・そんな感じでブログを始めました。脱ひきこもりに成功してから次のステップに進むことに必死でひきこもりに関した記事を書かなくなってしまいましたが・・・すいません😔

社会に出て大成功を収めている人も、普通に人生を送っている人も、どんな人でも挫折を一度は知り心挫けたことでしょう。そこで立ち上がる強さを持っている人もいれば、傷付き気力を失ってしまう人もいるのです。どんな生き物も生まれ持った性格や強さは千差万別です。

日本は今もなお強烈な村社会です。特に、対人関係を築くのが苦手な人が排除されやすい社会構造をしています。私自身もそれで酷く傷つきひきこもりました。それによって社会のレールから脱線した人への救済措置はほぼ皆無で、そのまま社会からフェードアウトする人が増えているのが現状だと思います。

先ほども言ったように日本は村社会です。村社会と密接に関係しているのが、やはりこの国に根強く蔓延る自己責任論だと思います。レールから脱線した人たちを「甘え」「怠け」といった言葉で排除して、差別対象のような存在として見下げる人も多くいます。それにより、心にさらに傷を負い外の世界に恐怖を感じて出られなくなるのです。強い人もいれば弱い人もいる。対人関係を築くのが苦手、空気を読むのが苦手、容姿を馬鹿にされる・・・色々な悩みを抱えて傷付いている人がいる。それを少しでいいからどうか分かって欲しいのです。

傷ついた時、辛い時に逃げるという選択肢を選ぶことは決して悪いことではありません。辛かったら逃げたらいい。少しの間、傷を癒して充電したらいいのです。でも、あまりグダグダしていると底なし沼にハマって脱出できなくなります、私みたいに。長期になったら、30歳を過ぎたら・・・あとは緩やかな死か自殺か・・・ネガティブな選択しか残らなくなってしまいます。

私が奇跡的に脱ひきこもりに成功したのはカノジョさんの存在があったからです。私や親の力ではどうにもなりませんでした。カノジョさんとの出会いがなければ、今ごろ私は終活を終えて死に向けてそろそろスパートをかけていたのでしょう。

今こうして支離滅裂で日本語がおかしくてアホなことを書いていられるのは、カノジョさんやここで仲良くなったみんなのお陰ですアル・・・相変わらずライン無精ですが・・・キャバリアさんごめん~😭