どん底のぼれろ

単なる雑多ブログです;

【増訂版】イエス (YES) 1973年 初来日公演の古典ブートレッグ

70年代初期に世界的ヒット作「こわれもの」「危機」でプログレッシヴロック界の代表的存在となり、80年代には「ロンリー・ハート」でポップバンドとしても大成功を収めたイエス。その後はメンバー間のトラブルが絶えず離合集散を繰り返し、現在はスティーヴ・ハウ率いるイエスと、ジョン・アンダーソンやリック・ウェイクマンが率いるイエスの2つのイエスが存在する、90年前後の頃のような分裂状態となっていますね😅

まだメンバーが仲良くしていた頃の、プログレバンドとして最も成功を収めていた73年の初来日公演を収録したブートから、手持ちの古臭いモノを紹介します。イエスのブートは90年代後半にHighlandレーベルが乱発した為に腐るほど存在していますが、90年代中期まではあまりリリースされておらず、中でも初来日公演の音源は貴重でした。

 

 

f:id:bootlegbootleg:20190113150455j:plain
YES - AND YOU AND I (RDM-942007A/B)

Rag Doll Musicレーベル、プレス2CD。1973年3月12日大阪厚生年金会館公演をオーディエンス録音で収録。イエスの初来日公演最終日だったかな?このブートは94年頃にリリースされたもので、後に繰り返し登場したイエス初来日公演のブートCDの中でも最初期に登場した古典ブートです。初期プレス盤と再プレス盤の2種が存在し、初期プレス盤は昔の2枚組ソフトによく見られた厚型ジュエルケースで、再販盤は現在の主流型であるスリムケースとなっています。

f:id:bootlegbootleg:20190113151953j:plain
若干こもり気味ながら当時のAUDモノとしてはなかなか聴きやすい音質で、ブート慣れした人なら十分に楽しめる音源です。聴き所はスティーヴ・ハウアコースティック・ギターに合わせてジョン・アンダーソンが日本語で歌う「さくらさくら」でしょう。さくらさくらは10日の神田共立講堂とこの大阪公演のみ披露されたみたいですね。

恐らく現在までにアッパー版が新たに登場していると思うのですが、私がイエスのブート音源を耳にしたのはこのCDが初めてだったので、この程よい篭り気味な音質のほうが何だか馴染むと言いますか、イエスの来日公演の音を初めて聴いた時の感動と興奮が蘇ってきます。

【追記】・・・と思ったのですが大阪公演は何故かそれほど再販されている様子はなさそうです。8日、9日の東京公演は何度もアップグレードされているのに何故でしょう。海外イエスファンのテーパーのリストを見ていると、アングラで本作よりも良質の音源が出回っているみたいですが、どうも調べてもブート化されている様子はないみたいです。私の見落としかもしれませんが。。では試聴音源をどうぞ。


1. SIBERIAN KHATRU
2. HEART OF THE SUNRISE
3. SAKURA SAKURA


4. CLOSE TO THE EDGE


5. THE SIX WIVES OF HENRY VIII
6. ROUNDABOUT
7. YOUR IS NO DISGRACE



おまけ
初来日公演ブートをちびっと・・・

f:id:bootlegbootleg:20190113152923j:plain
YES - hallelujah (DIRTY13 VOLUME 1)

DIRTY13レーベル、プレス盤2CD。73年3月9日渋谷公会堂公演をオーディエンス録音で収録。これもブートCD黎明期に登場した初来日公演音源の1つで、厚型ジュエルケースに入った懐かしい古典ブートです。90年代の中期に登場したものだと思います。

で、これはあまり聴き込んでおりません。何せ大阪公演と比べて音が悪い。ノイズを聴いていると言えば大げさだけど、正直ブート慣れしていてもなかなか厳しいモノがある音質です。こんな物でも当時は6000円しておりました。90年代はブートの購入=一種の賭けみたいなものでした。高額だし音は当たり外れがあるし・・・これは完全に外れの部類でしたね;

東京公演はどの日にちも別のテープを使用したアップグレード版がリリースされているみたいなので、今から購入するならそちらを購入するべきです。2000年以前にリリースされた古いブートはコレクター以外は購入しないほうがよいです;

f:id:bootlegbootleg:20190113153001j:plain
ブートのタイトルにもなっている「ハレルヤ」なるキーボード・ソロですが、いつも通りのリック・ウェイクマン「ヘンリー八世の六人の妻」抜粋のソロで何がハレルヤなのかよく分かりません;

昔のブートはこの手の嘘表記が多くて、演奏されていない曲が平然と載っていたり、この手の嘘に何度騙されてきたことか。特にクリムゾンのブートは酷かった記憶があります。今の時代には考えられないほど当時のブート業界はテキトーな、或いは悪意すら感じる代物が多数流通しておりました。まあこのブートはハレルヤ以外はきちんと表記されているのでマトモですけど;

 

f:id:bootlegbootleg:20190113160149j:plain
YES - HEART OF YES LIVE IN TOKYO 73 (PG-730309)

どういう訳かこのブログではすっかりお馴染み(苦笑)Platinum&Goldレーベル2CDR。上記ハレルヤと同じく73年3月9日渋谷公会堂公演をオーディエンス録音で収録。1999年頃に流通していたブートです。音質は同じです。こちらのほうが若干聴きやすい・・・かな?微妙に音が良くなっている気もしますが元々のソースが低音質なので、世代が若くてもどうしようも・・・;

f:id:bootlegbootleg:20190113160219j:plain
ちゃちっぽいブートですがこんな物でも6000円だから凄い!音質も演奏も何もかも12日大阪のほうが数段上回っているので、大阪公演さえあればこの2枚は正直不要かと・・・。

そういえば10年ほど前に初来日4公演(8日、9日、10日、12日)を完全収録したブートがリリースされた時のメーカーインフォに「9日は過去にもあまり流通していない・・・」と書いてありましたが個人的には9日が一番流通していたイメージなんですがね; いつもメーカーさんの揚げ足ばかり取ってすいません、でも業者ならもうちょい調べなさいよと言いたいですね; おわり