どん底のぼれろEX

単なる雑多ブログです;

長期ひきこもりから脱出するためには・・・

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ハートネットTV(昼の再放送)を久しぶりに見た。番組途中からの視聴だったが、「ひきこもり新時代 長期化、募る焦り」という副題からも分かる通り、近年問題化している長期ひきこもりを取り上げていたようだ。テレビをつけると、38歳になる長期ひきこもりの男性と母親の会話の場面だった。気になった私は、慌てて録画モードにしたのであった。

長期ひきこもりの問題は、私にとって決して他人事ではない。私自身、派遣やアルバイトという形で様々な職を転々とした後に約10年間に渡りひきこもった過去がある。そう、ちょうど1年前まで私はひきこもっていたのだ。そうか~バイト始めて社会復帰を果たしてから、まだたったの1年ですか😰

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番組は、高齢の母(68歳)と、ひきこもり歴14年になる38歳のひきこもり男性との会話を映していた。この男性と母親は、半年前から精神科医による治療を親子で受け始めたそうだ。治療の一環として月に2度、精神科医の立ち合いのもと親子で対話をするのだという。

母との対話中、男性は本を手にしていた。医師が渡したのだろうか?内容は分からないが、その本にはこう書かれていた。

<医師による親へのすすめ>
〇安心感を与える
〇本人に家計を開示し将来設計を立てる
〇月々定額の小遣いを渡す

男性は、母に「この方針に従って欲しい」と伝えたが、とりあわれなかったという。元・長期ひきこもりとして、この部分に違和感を覚えた。安心感を与えることや将来設計を立てることについては良い案だと思う。でも月々定額の小遣いを渡すというのは理解が出来ないのだが・・・。その目的は何なのだろう。自立に向けて金銭感覚を養えという意味だろうか。

病気などの働けない事情があるならともかく、ひきこもりの場合は毎月一定額の金が自動的に入ってしまうと却って自立の妨げになると私は思う。

例えば精神疾患による障害年金の不正受給をブログやツイッターで自慢気に語り、働こうとしない輩を私はネットで何人か見ている。ラクな逃げ道を知り甘い汁を吸ってしまうと人はどんどん堕落し社会復帰が遠退いてゆく。

というか、私はひきこもっている間、親に金銭的負担をかけていることに対して申し訳なく思い家に居辛かったものだけど、この男性は医者がすすめているからと小遣いを貰う気満々なのか・・・その感覚が分からないのだけどなぁ;

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この男性の言い分を聞いていると、とにかく医者が渡した本に書いてあることに従って欲しいということらしいのだが、精神科医の指導方針が全て正しいとは私は到底思えない。

自身の経験から言わせてもらうと、長期に渡りひきこもっていると非常に思考が固くなってしまう。絶望に包まれる中で、これからどうしたら良いのかを考える力や判断力など失ってしまうのだ。そんな時に私も精神病の専門書籍などを親に見せて「こうしろ、ああしろ」と注文を付けた覚えがある。

男性は、母が自分のことを理解してくれない、自分が立ち直るためには母が変化して協力してくれないとダメなのに・・・と母親への不満や不信感ばかりを口にしていたのだが、これもかつての私の姿と重なる部分がある。

ブログ初期、まだ私がひきこもりだった頃に投稿した記事には、自分のことを理解してくれない、自分を救うために力になってくれない(と勝手に思い込んでいたのだが;)親に対する不満が数多く書かれていた。今思えば、親の心配を知らずに自分勝手にも程があったと反省しきりであるが、長期にわたるひきこもりというのは、それくらいに思考停止してしまうのである。

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過去の私も、親に対して同じような発言をしている。とにかく親を責めて責めるしかできない。長期ひきこもりになると、それくらい思考停止状態となりメンタルがおかしくなってしまうのさ😌

以下はブログ初期に投稿した記事の一部を抜粋したモノである。

両親は今頃になって私を精神科に連れて行こうとする。でも、もう手遅れだ。今から精神科に行って私の人生が変わると思うかい?返事は無かった。両親も今更息子の人生が好転するとは思っていない筈。40歳無職病気持ちから人生が上向く要素が何処にある?自分が持っている様々な問題が年齢と共に拗れて悪化し、それが治せる可能性すらもう薄いのに、どこに希望が見出せようか。綺麗事はいらない。私の人生は終わり。両親には、もう人生を終えたい旨は伝えてある。

いつ人生を終わらせられるのだろう。私みたいな人間は生まれて来るべきではなかった。親を恨みたい。そして終わりたい。

こんなことを書いていたなんて・・・我ながら自分勝手すぎる。

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この男性は母親に対して何を求めているのだろうか。母親がそれを問うと「本に書いてあったけど、安心感を与える。で、共感すると」・・・つまり、自分がなにをどうして欲しいのか実のところは本人が全く分かっていない。

では、どうすれば長期ひきこもりの人を救い出せるのか。これは結局、自分の力で立ち上がるしかないのだと思う。精神科医や親の力を借りるのも有りだ。だけど力を借りるのではなく頼りきっていては永遠に脱出は無理だ。長期にわたり逃げ道に入ってしまった以上、脱出は困難を極めるだろう。だけど、それで不満を言って動かないのであれば何も変わらない。苦しいけど己の力で立ち上がるしかない。

そこで大きな力となるのが、医者や親ではない第三者だろう。今の時代、SNSなどで同じ苦しみを持つ人とつながることは割と容易いことだと思う。自分と対等な存在ではない医者や親ではなく、対等に接してくれる友達という存在が出来ることはひきこもり脱出への大きなきっかけとなるハズだ。

私も、カノジョさんとの出会いがあったからひきこもり脱出のキッカケを掴む事が出来た。カノジョさん…出会った当時はネットの友達だったけども、いつも同じ目線で話を聞いてくれて苦しみを共有してくれた。それが私にとってどれだけ大きい事だったか…医者が医者という立場で聞いてくれても、きっと改善しなかったと思う。

このブログを始めていなかったらカノジョさんとの出会いもなく今もひきこもっていたかもしれない。ひきこもりで人生に絶望している人に脱出へのアドバイスがあるとするなら、SNSかブログで人と繋がりを持つこと、これに尽きる😣