どん底のぼれろEX

単なる雑多ブログです;

統合失調症について思うこと

f:id:bootlegbootleg:20190729194034j:plain
私はアニメの類はFOX TV「シンプソンズ」くらいしか見ないので、アニメファンの人たちとは怒りのベクトルが違うのかもしれませんが、それでも京アニ放火殺人事件はあまりにも胸糞が悪くて腹が立って仕方がありません。犯人の青葉真司についての情報が少しずつ明らかになってきていますが、どれだけ不幸な過去があろうとも、この犯人だけは拷問を加えて欲しいと思ってしまいます;

一方で、青葉真司は何らかの精神疾患と診断を出されており訪問看護を受けていたそうですね。青葉は2012年に強盗及び銃刀法違反で捕まり服役していたそうですが、懲罰房内で奇声をあげたり大暴れをする、ティッシュを口に詰め込み自殺を試みるなど、問題行動を起こす人間として刑務官たちの間でも知られていたそうです。

刑期を終えて出所後、生活保護を受けながらレオパレスで一人暮らしをしていたそうですが、そこでも住人たちとの騒音トラブルが絶えなかったことは報道でも伝えられておりましたね。青葉の自宅に家宅捜索が入った時の映像を見ると、見た目からして高価なBOSEウーファー付の大型スピーカーが運び出されておりましたが、何でもあれはBOSEでも最上位モデルの業務用スピーカーだそうです。生活保護を受けている人間が、どうしてそのような高級スピーカーを所有しているのでしょうか、私なんてパイオニアのミニコンポなのに羨ましい・・・😔


・・・ではなく、隣の住人のイビキまでまる聞こえと言われるレオパレスで、青葉はゲーム音楽らしきものを大音量で流していたそうです。また、コンビニ強盗で逮捕される前に住んでいた茨城県の集合住宅では、深夜に青葉の部屋からハンマーで壁をガンガンと叩きつける、奇声や叫び声をあげる、何かをバンバンと叩き壊す音などが度々聞こえてきて、住人たちから大家への苦情が絶えなかったそうです。後に強盗で逮捕されて家宅捜索を受けた際、壁は穴だらけ、PCなどがハンマーで破壊されているなど部屋の中は異様な感じであったと大家が話していたそうですね。

これらの数々の奇行から、ある精神科医は、青葉は恐らく妄想型の統合失調症ではないかとコメントしておりました。近年、大きな事件が起きると、その犯人は統合失調症ではないかといった噂が必ずと言っていいほど出てくるようになりました。当事者や支援者団体による、風評被害を懸念するコメントも発表されましたが、それくらい世間一般にも統合失調症という病気が誤ったイメージと共に広く認知されてきているのでしょうね。

統合失調症の人を揶揄した糖質というネットスラングも、危険人物や犯罪者予備軍といった悪いイメージと絡めて使用されている印象を受けます。

確かに、過去に起きた、京アニ放火殺人と同類の無差別殺人事件の犯人たちの中には、統合失調症の可能性が高い、或いは診断を受けていたという人物が多い印象を受けます。例えば──。

 

■池袋連続通り魔事件
1999年9月8日、池袋の東急ハンズ前で造田博(当時23歳)が、包丁と金槌を手に通りがかった人たちに「うぉー!むかついた、ぶっ殺す!!」と叫びながら無差別に襲撃。66歳と29歳の女性2人が刺されて死亡、6人が負傷した。

造田は普通の家庭に生まれ育った。造田が小学校高学年の頃、彼の父親は遺産相続で手にした土地を売り多額の金が入り、そこから父親は働かなくなった。母親が代わりに保険外交員として働くが、両親ともパチンコや競艇、競輪にのめりこむようになったそうだ。両親は金遣いが荒くなり瞬く間に金は消え、知人に借金をするまでになっていた。そしてサラ金にも手を出すが返済が滞り、家には借金取りが頻繁に押しかけていたという。

そのような家庭環境でも造田は受験勉強に打ち込み、進学校に進むことが出来た。しかし、借金取りから逃げる為に両親が家に戻らなくなり、そういった事情などから造田は学校を中退してしまう。そして両親は家財道具を持ち出したまま、以後、造田の前に姿を現すことはなかった。この後の彼は、職を転々とするも続かなかったようだ。また、この時期に造田は中学時代の同級生の女性に一方的な好意を寄せて、妄想の恋人がいる状態となっていた。

その後、造田は世田谷の新聞販売店で働いている。この時期に、外務省や警視庁、裁判所などに怪文章を何十通と送っていることが分かっている。

日本人のほとんどは小汚いものです。この小汚い者達は歌舞伎町で、人間でなくなっても、動物でなくなっても、生物でなくなっても、存在しなくなっても、レイプし続け暴行をし続けると言っています。存在、物質、動物が有する根本の権利、そして基本的人権を剥奪する能力を個人がもつべきです。この小汚い者達には剥奪する必要があります。国連のプレジデントに届けて下さい。

世界中で見られる、生まれながらのひどい精神障害者、奇形児の方々はすべて、歌舞伎町で会ったことが原因で患者になっています。だから私は日本で生まれることにしました。私に関係があるという理由で、この小汚い者たちはA子さんという女性を世界中の人達、私の目の前でレイプしようとしています。国連のプレジデントに届けてください。

助けてください。造田博にレイプされました。僕の彼女も造田博にレイプされました。造田博が僕の彼女のお腹に子供をつくりました。世界中の人たちに助けてもらいます。国際裁判をします、僕達にはどうすればいいのかわかりません。お知えて下さい。国連の親父たちに言ってもらいたい。

この時点で、精神的に異常をきたしている様子が伺える。その後はどういった理由か短期間アメリカに渡り、帰国後は足立区の読売新聞販売所に勤める。ここで造田は同僚に対して一方的に被害妄想を抱き、事件直前には怒りをぶつけるような文章をレポート用紙に書き残した。

わし以外のボケナスのアホ殺したるけえのお
わしもボケナスのアホ殺したるけえのお
アホ、今すぐ永遠じごくじゃけえのお

そして9月4日、東急ハンズで包丁や金槌を購入。しかし行動に移すことが出来ないまま3日間が過ぎたが、8日に凶行に走ることになる。逮捕後、造田は裁判でも支離滅裂な証言を繰り返した。専門家や裁判官たちは、造田が統合失調症である可能性は極めて高いと分かっていたと思われるが、当時の世論や被害者遺族の感情を汲む形で精神疾患を認めず死刑判決を下した。

■淡路島5人殺害事件
2015年3月9日、兵庫県洲本市で2件の民家から男女5人が刃物で刺され倒れているのが見つかった。現場近くで血のついた服を着た男を警察が発見、「俺がやった」と男が認めた為、被害者の親族である平野達彦(当時40歳)が現行犯逮捕された。

平野はひきこもりだったようで、家族や親族とも諍いが絶えなかったようだ。左翼思想が強く、「天皇ファミリーの写真を踏んでやった」「ジャップ」「クソ右翼」といったことをツイートしていたが分かっている。他にも、

「日本に来訪の外国人や日本国民全員をスパイとして使用する為に、日本政府は何十年も前から各地で電磁波犯罪とギャングストーキングを行っています。日本政府は米軍ユダヤと共謀しています」

「各地で、電磁波犯罪と集団ストーカーを行っている」

「家族と親戚をいいなりにする為と、世界の人々への告発を妨害する為に、ギャングストーキングと電磁波犯罪を徹底して行っている」

といった、かなり電波なツイートを繰り返していたようだ。被害妄想にとらわれており、前日に親族との揉め事があったことから、それが引き金となって凶行に走ったのではないかと言われているが、結局のところは未だに理由は分かっていない。一審では向精神薬の過剰摂取による薬剤性精神病と診断され、病気の影響ではないと判断。死刑判決が下ったが平野は控訴。二審では被害妄想という診断も採用されており、もしかすると統合失調症と判断されるのかもしれない。

大阪府門真市4人殺傷事件
2016年10月19日の深夜。当時43歳の男性宅に男が侵入、寝ていた男性に馬乗りになり刃渡り30センチの刃物で30か所以上をメッタ刺しにして殺害。男性の子供たちも次々に刺され重傷を負った。男は近所からの通報で駆け付けた警官により現行犯逮捕された。犯人は定時制高校に通う小林裕真(当時24歳)で、殺害された男性や家族と小林裕真には面識がなく、互いに門真市在住ということ以外にこれといった接点はなかった。

小林裕真は16歳の頃からイジメが原因でひきこもるようになったようだ。ひきこもるうちに精神を病んでいったようで、「夜間にうるさいんじゃ!」「何をしてんねん!」など、小林裕真が昼夜を問わず怒鳴り声をあげて、壁を殴る大きな音などが響いていたと近所の人が証言している。また、小林裕真の母親が運営していたブログにも、ひきこもりの息子が物を壊したり暴れるといった内容の記事が投稿されていた。精神科に通院しており、妄想型統合失調症と診断されていたようだ。しかし、途中で通院するのをやめて治療しないままとなっていた。

小林裕真は事件前にインターネットで殺害方法を検索しており、犯行に使用された刃物以外にも鉈など複数の刃物をリュックに入れて現場に向かい凶行に及んでいることが分かっている。妄想型統合失調症による精神病と、一方では殺害方法を調べて刃物を複数用意する計画性により責任能力の有無が裁判の争点となっていたが、一審では、検察による無期懲役の求刑に対して、精神疾患による心神耗弱状態を認めて懲役30年の判決が下った。小林裕真は裁判の最中も、度々、意味不明なことを口走っていたようだ。

 

・・・記憶に新しいカリタス学園連続殺傷事件の岩崎隆一も、一部の専門家により統合失調症の可能性を指摘されていたり、吹田市拳銃強奪事件の飯森裕次郎も、統合失調症により精神障害者手帳を所持していると言われておりますね。

こういった、世間の関心を集めやすい凶悪犯罪の犯人に統合失調症の疑いがあると、どうしてもその部分にばかり注目が集まってしまいがちです。そして、統合失調症という病気について詳しい知識を持たない人たちが、感情に流されて精神病の人たちに対して差別的なことをネットに書き込むケースが増えているようにも感じます。

統合失調症で苦しむ人たちがあたかも犯罪者予備軍のように思われてしまう、そのような風潮が強まることだけは避けないと駄目でしょう。統合失調症は完治は無理でも、きちんと治療を受けて薬を服用することで寛解が可能なのですから。上記の犯罪者たちは、治療を受けることを放棄していたり、病気の疑いがあっても誰の手助けもないまま放置されてきた結果です。きちんと治療を受けている人たちが世間から誤解されて絶望を抱くような状況にだけは、絶対にしてはならないと思います!

そして、何故こういった犯罪者たちが生まれてしまうのか。何が彼らの精神を蝕み犯罪者へと変えてしまったのか。家庭環境やイジメ、ひきこもり・・・心に闇を抱えてしまった過程を調べて、社会全体で問題をしっかり考えていかないと、今後も同じような人が現れては悲劇が繰り返されてしまうのだと思います。

 

・・・時間切れにより途中から何を書いているのか分からないブログ主でしたっ💩